休けいするべく、少し歩いた。
すると、こしかけるのにちょうどいい岩をみつけた。
咲:「おっ!!!ラッキィ~~!!!!!ちょーどいい岩発見~~
♡」
そして座ってみるが。
1人・2人・3人・4人・・・・・・
優麻と優斗は、優歌・咲乃のひざの上にのって、もう一人座れるスペースはない。
美:「さっくん。どいてー!!!!!」
座れなかった美希が言った。
聡:「ヤダよっ!俺だってつかれてんだって!!」
咲:「さとしっ!ここは女の子にゆずってあげるべきでしょお?!」
聞きわけのないことを言うんじゃねぇよ!
と咲乃は後につけたした。
すると、俐羽が立ち上がった。
俐:「美希ちゃん・・・・・・いや、これからは呼びすてにさせてもらう。ここに座ってい
ろ。私は少し顔を洗ってくる」
と言って俐羽は川の方に向かう。
4人と2匹はその様子をただじっとみていた。
咲:「やっぱり、りっちゃん先輩って・・・やっさしぃ~!!」
美:「優しいし美人だし、もう言うことないよね、誰かさんと違って」
咲乃と美希、さらには優歌までもが聡の方を見た。
聡:「な・・・何だよ、お前ら!!どーせオレはイジワルでかっこ悪い役立たずの最低
な男だよっ!!」
咲:「うぬん、よく分かってるじゃん」
美:「まさにその通りだね」
聡:「・・・・」
優麻:「みなさ~ん、大変ですぅ~」
優斗:「俐羽がいなくなっておるぞ」
優歌:「えっ!?俐羽先輩が!?」
4人と2匹は慌てて川へ向かった。しかしそこには誰もいない。
美:「りっちゃん先ぱぁ~いっ!!」
咲:「かくれんぼなんかしてないで出てきてくださぁ~い!」
聡:「船杉さんっ!!川で泳いでんのか?」
優斗:「・・んなわけねーだろ」
みんなは辺りを探しまわる。すると、優麻が大声で叫んだ。
優歌:「どうしたの、優麻」
優麻:「こ・・・これ、俐羽さんの髪の毛ではないですか?」
優麻が指した場所には、40cm程の長い髪の毛が落ちていた。
咲:「この天パーの髪は・・・俐羽先輩のものにまちがいないっ!!」
聡:「船杉さん、髪の毛が抜けおちて・・・そのショックでかくれているのか・・・?」
皆:「・・・んなわけねーだろっ!!!」
優斗は聡の足を一発なぐった。
美:「だいいち、俐羽先輩の髪はひざまであるんだよ?これは切られたものだよ」
優歌:「切られた・・・、何のためにだろう」
優斗:「危ないめにあっておらんとよいのだが・・・」
咲:「危ないめ!?や、やめようよ、そういう想像は!」
美:「そうだよ。散歩に行ってるだけだよ!」
聡:「じゃあ、この髪は何?」
美:「そ、それは・・・急に髪が切りたくなったんだよ!」
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