小説や詩を載せるブログです。基本的にはリックス学園の小説ですが、それぞれが“100のお題”についても書いているので、お時間があれば覗いてみてください。 E.M.W.という企画もやっています。 雑談もあります。
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プロフィール
HN:
Shafy Mile
年齢:
32
性別:
女性
誕生日:
1992/12/24
職業:
学生
趣味:
物書き
自己紹介:
私たちShafy Mileは5人組みの素人小説家(?)です!
ではそれぞれの自己紹介いきましょう~!!

飴夜(いよ):絵を描くことが大好きでよくみんなからは「黒い」といわれてしまうが、自分では純白だと思っている奴~★
担当:絵(のちのち載せていきますよぉ)

沙鞍(さくら):いつも踊ってる陽気な奴~☆
担当:絵(のちのち載せます)と恋文

魅世(みよ):頭が良くて、いつもおしとや~かな奴♪
担当:文章(感動系ほかいろいろ)
 
志李奈(しいな):沙鞍と一緒にいつも踊ってるぶりっこな二重(多重)人格な奴☆(小説は黒いけど)
担当:ストーリーの構成&詩

寿(ことぶき):頭が良いのか分からない、変態な奴。
担当:文と企画。
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優斗:「ゆか、起きろ、ゆか。おい、いつまで寝るつもりだ?」
 清澄な川のせせらぎと、うららかな陽射し。草木の繁茂する河岸に5人は倒れて
いた。そして、その内の一人である優歌を、1匹の黒猫が踏みつけている。 
優麻:「ゆとにぃ…ここ、どこ……?」
 その黒猫に、白猫が縋っている。相当不安なことが明瞭だ。
優歌:「ぅん……」
 優歌を筆頭に、のこりの4人も、次々と起きた。全員上手く状況を読み込めていな
いようだ。
美:「う~ん、空気が美味しくていい所」
 その一言で、場の空気が和らいだ。
聡:「そうだな。とりあえず、近くに町はなさそうだし、今日の晩だけでも野宿する準備
   しようぜ」
俐:「確かにな。先刻、飲料水になるか川の水を飲んでみたが、味から考えて硬水。
   ここは日本ではないだろう」
 少し、緊張が走る。だが、聡の采配で、持ち物のチェックに入ることとなった。各自
の持ち物を出し、全て口に出すというものらしい。
俐:「私は…パーソナルコンピュータ、筆記用具にシステム手帳、櫛、鏡、鞄、ハンカ
   チーフ、ちり紙、着替えだ」
咲:「着替え?」
俐:「美術部だからな」
美:「私は、パソコン、ゴム、櫛、ハンカチ、今時古臭い家の鍵と自転車の鍵だよ」
聡:「お、俺も鍵なんだけど…?」
 少し間が空く。咲乃は荷物が多いようだ。
咲:「わたしは、トランペット系、パソコンに、マンガ二冊、写真、ハンカチ、お守りと、く
   し、リップに、筋トレするから体操服、あとこの袋」
聡:「その袋の中は何?」
咲:「えっ…!こ、この中は……男の子には見せられないものなの!!」
 そう言うと、急いで鞄の中に乱暴に入れる。聡は他の女子からの視線が痛かったので、優歌に振った。優歌は2匹を隠しながら言った。
優歌:「私は、本とパソコンと鞄と、ハンカチだけ」
聡:「んで、俺は、ランニングウエア、タオル、パソコン……家の鍵、あと、水筒に、懐
   中電灯、カンパン、お菓子色々といろんな動物のメシ」
 あの鞄から出たとは想像できない量の菓子類が出てきた。道端で遭遇しうる動物の餌も出てきた。飼えないのが相当悔しいらしい。 
 その時、俐羽が立ち上がった。
俐:「なっとらん!!生徒会会員ともあろうものがマンガや菓子ましてやペットの飯だ
   とぉ!お前んな物くってんのか!?」
聡:「いや、オレが食べるんじゃなくて、コロ(犬)が…」
俐:「家帰ってからやれ」
美:「まあまあ、おかしは今は大切な食料だし、マンガは燃やせばあったかいよ?今
   けっこう寒いから夜冷え込むと思うし」
俐:「それもそうだな。うん、マンガは燃やそう。菓子はくうぞ」
咲:「え!?いつのまにか私のマンガが燃料にされるよ!?いや~~~~!!」
 叫んでる咲乃を無視して俐羽は続けた。
俐:「とりあえず2、3日はこれで足りるな。水はきれいだから飲める。一ヶ月は生き
   ていけるな」
咲:「み…水だけで一ヶ月ぅ~!?か…過酷なダイエットだね…」
美:「俐羽さん、あそこに森があるから果物あるんじゃない?」
咲:「よかったぁ~。でもしばらくは肉食べれないね」
俐:「うん。そうだな、ではさっそく明日行って見よう」
美&咲:「Let's go!!」
聡:「あのぉ…」
 女子の話に入れなかった聡がやっと話し始めた。

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