しぃサマ幸福が・・・・。
もうかけません。
なので別の作品にしたいと思います。
誠に申し訳ありません。
いちよう・・・。
“ボロナベかぶった旅人”シリーズです。
バレンタインでい!!!の話は主人公がちょい役だった上に
おいしい所をリンゴに持ってかれるとゆう悲しい結果だったので
今回はボロナベかぶった旅人視点で書きたいと思っています。
その前にボロナベかぶった旅人について少し書かせていただきます。
この人(?)は世界中を悩みを解決しながら旅する旅人。
人々はその人を“解決屋”と呼び色々な悩みを持ちかけてくる。
それは、一国を助けるような大きな悩みや「物がなくなった!!」などの小さな悩みまでさまざま。
ボロナベかぶった旅人はこの悩みを解決するかわりに一晩の宿とご飯をごちそうになっている。
ちなみに性別は不明。なぜなら大きなボロボロのナベを鼻の頭まですっぽりとかぶっているから。
また、びりびりのマントを着ている。(絵は・・・。かけたら書きます。。。)
あと、ボロナベをかぶった旅人の居る世界は私たちの居る世界とぜんぜん違うのでありえない設定が多々ありかす。
今回のお話はそんなボロナベをかぶった旅人がある大きな街に来たときのお話。
ちなみにこれは100のお題の幸福についてかいているので・・・。
「ふぅ・・・・。」
ボロナベをかぶった旅人はベッドに座って依頼が来るのを待っていた。
昨日はこの宿の主人にねずみ退治を依頼された。
この宿のご飯はやたらとおいしく、普段食べる量の倍は食べてしまった。
おなかが苦しい・・・。なんて考えながらベッドに体をまかした時だった。
コンコンコン・・・。
木製のドアから小さな音が聞こえた。開いてますよ~と声をかけるとガチャリとドアが開いて小さな女の子が入ってきた。
「こ・・・、こんにちは・・・。あ、あの解決屋さんですか・・・?」
体に似合った声はとてもか細く注意して聞かないと聞こえないくらいだった。
「ええ。そうですよ。こちらにかけてください」
「はい・・・。」
「今日はどのようなお悩みで?」
「あ・・・。あの、幸福ってなんでしょうか・・・?」
小さな女の子とは思えないほどのしっかりとした質問だった。
「幸福・・・。ですか。」
「えぇ・・・。」
「それは、すごく難しい悩みですね。もしかしたら一国を助けるのよりも難しい。」
「では・・・無理でしょうか?」
小さな女の子の顔に不安の色が浮きでてきた。
「いえ。でも、その悩みの答えはありません。だから、これは私の考えでちゃんとした答えではないのですが
それは『幸せに包まれて生まれ、悲しみの中で死んでいく。』ということではないでしょうか」
「幸せに包まれて生まれ、悲しみの中で死んでいく?」
「はい。人はまず幸せに包まれて生まれてこないとそれからの一生で幸福を手に入れるのは難しいと思います。また悲しみに包まれて死んでいく、というのは言い換えれば悲しんでくれる人が居るということです。自分が死んで悲しんでくれる人がいるのに幸福ではないというのはただの怠慢です。そばにだれかが居ること自体幸福なのかもしれませんね。」
「・・・・。」
小さな女の子静かに聴いている。
「その生と死の間で人はきっと幸福を手に入れます。それは当たり前のようで当たり前でないのかもしれないですね。」
小さな女の子は口を開いた。
「あなたは今幸福感じていますか?」
「・・・。わかりません。でも、私は幸せのなかで生まれてきました。だから、悲しみの中で死んでいければ私は幸福を手にしていた、ということですね。」
「そうですか。ありがとうございました。話を聞いていたらすっきりしました。
私はきっと今幸福です。本当にありがとうございました。」
「いえいえ。」
「今日は私の家でお泊り下さい。3番道路の東の端の家です。」
「わかりました。ではのちほど。」
ガチャリ・・・。
ドアから出て行く女の子の後姿は先ほどまでの弱々しさはなかった。
以上です。
なんだかこれ、しぃサマキャラ抜けてるな~。
こっちのがバレンタインでい!!!に向いてたかな。
今度寿に新しい番号言わなきゃね。
じゃぁ今日のところはここまでということで・・・。
さようならぁぁぁぁ
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