小説や詩を載せるブログです。基本的にはリックス学園の小説ですが、それぞれが“100のお題”についても書いているので、お時間があれば覗いてみてください。 E.M.W.という企画もやっています。 雑談もあります。
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プロフィール
HN:
Shafy Mile
年齢:
32
性別:
女性
誕生日:
1992/12/24
職業:
学生
趣味:
物書き
自己紹介:
私たちShafy Mileは5人組みの素人小説家(?)です!
ではそれぞれの自己紹介いきましょう~!!

飴夜(いよ):絵を描くことが大好きでよくみんなからは「黒い」といわれてしまうが、自分では純白だと思っている奴~★
担当:絵(のちのち載せていきますよぉ)

沙鞍(さくら):いつも踊ってる陽気な奴~☆
担当:絵(のちのち載せます)と恋文

魅世(みよ):頭が良くて、いつもおしとや~かな奴♪
担当:文章(感動系ほかいろいろ)
 
志李奈(しいな):沙鞍と一緒にいつも踊ってるぶりっこな二重(多重)人格な奴☆(小説は黒いけど)
担当:ストーリーの構成&詩

寿(ことぶき):頭が良いのか分からない、変態な奴。
担当:文と企画。
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[03/09 志李奈]
[03/09 魅世]
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上が志李奈の日記。 下が寿の家族の劇団のHP。
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なんだか皆の私に対してのSMがあやふやなんで診断してみました。
その結果・・・・

「アブノーマル」
あなたはSMの両面を持っています。SMごっこ(プレイ)に興味あるのでは?
あなたは人によってSMを使い分けているようです。
サディスト度82%


っておい。おいおいおいおいおい。アブノーマルって!!!うち変態ってこと?変態???
うわぁ~んひどいよぉ・・・。しかもSM両面持ってるってさ。そのくせS度82%だってさぁぁぁ。


Yahoo!で「SM診断」て調べれば出てくるよ。オススメ。管理人はやったら報告。命令。

おやすみなさぁぃ
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 お久しぶりで~す♪このところ忙しくてねえ。
 修学旅行、近いね。楽しみ~☆ ・・・とぉ、その前に!「プロい」があります!日曜日ですよ!?12時50分集合ですからね?遅れたら置いていきますよ?
 ということでドキドキというかヒヤヒヤしている魅世だあっ。このところその夢を見るんですよ。「プロい」の小説。破り捨てられなければいいのですが。
 では。かな~り長い間書いていなかったバレンタインでいを書きます。

3.
「ただいま」
 私は玄関で言った。しかし、お帰り、という返事は無かった。奥のリビングから聞こえるのはやはり父の怒鳴り声と母の悲鳴だけ。また発作が始まるのかな。そう思ったけれど、一向に始まる気配は無かった。私は、自分でも驚くくらい冷静になっていた。
 そっと靴を脱ぎ、廊下を進む。ゆっくりとリビングの扉を開け、私は静かに言った。
「うるさいんだけど」
 お父さんとお母さんは私の声に気づき、こちらを向いた。
「あら、恵美。ごめんね。今、お母さんたち大事な話し合いをしてたのよ。もうすぐ終わるから」
「お前はあっちに行ってなさい」
 うそつき。話し合いなんかするまでもなく、離婚は決まってるくせに。
「うるさいんだけど」
 私はもう一度言った。父も声を荒げて繰り返した。
「あっちに行ってろ!」
「あなた!」
 母は父に向かって叫び、いい加減にしてちょうだいと頭を抱えた。私は高見さんの言ったとおり反抗してみた。
「てめえらいっぺん死んじまえ」
 つぶやいたつもりだったが、思っていたより大きな声が出てしまい、父と母は目を丸くして呆然とこちらを見つめた。一瞬、空気が凍りついたように感じた。そのとたん、それまで固まっていた何かが解け出した。
「・・・死ねばいいんだって、二人とも!どうして私のことを分かってくれないの!?私のこと考えてくれたことある!?私の気持ちになってみたことある!?私の幸せっていったい何なのよ!?」
 全身の血が顔に一気に上ったような気がした。胸の奥で、息が詰まって苦しい。まぶたが熱い。
「どうしてこんなふうに壊れちゃったの!?」
 出る限りの大声で叫んだつもりだった。でも、その言葉はかすれた息にしかならなかった。目に涙があふれ、視界がぼやけてきた。
「もう、やめようよ・・・」
 私は小さな声で言い、自分の部屋へと戻っていった。
 ぽたりぽたりと、絨毯に水滴が落ちる。私はベッドに倒れた。枕に顔をうずめ、リビングにいる親に聞こえないようにひっそりと泣き、静かに鼻をすすった。涙は枕にどんどんしみ込んでいった。
聡:「そうだ、会長。この生徒会の説明を」
俐:「おお、そうだった。では、まずこのプリントに目を通してくれ」
そう言うと俐羽は美希、咲乃、優歌に一枚ずつ紙を配った。そこには生徒会役員の仕事についてが書かれていた。
紙:「①生徒会行事の企画・準備・実行
   ②集会の司会・進行      」
咲:「これだけですか!?」
俐:「それだけだ。ただし、表向きの仕事は、だが」
美:「表向き、って、裏の仕事でもあるんですか?」
俐:「そのとおり。実は、その裏の仕事の方が重要なんだ。うん、これは、
   リックス学園の教師にも秘密なんだ。たった一人、顧問を除いては」
優:「顧問?誰ですか、それは」
俐:「うーん、まあ、そえは、生徒会長の私だけが知っていればいいこと
   だ。これを知っていると、何かと秘密が漏れやすいからな」
美:「誰にも言いません。約束します」
俐:「もちろん、みんなが秘密を漏らすなどとは思っていない。そうではな
   くて、例えば、それが誰かを知ることで、その先生への接し方も微妙
   に変わってくるのだ。だから漣君にも言っていない。優歌、美希、咲
   乃はその先生と接する機会がとくに・・・いや、何でもない」 
咲:「そうですか・・・。まあいいや。で、裏の仕事って何ですか?」
俐:「それはだな、このリックス学園で起きている消失事件を防ぐことだ」
3人:「消失事件!?」    
聡:「うん。学園内では、1カ月に一度、何かが消失しているんだ」
咲:「消失って、例えばどんなものが?」
聡:「僕の担任の髪の毛、とかそういうくだらないものじゃないよ。確かに
   消失はしてるけれど、1カ月に一度なんてもんじゃない。1日、いや,
   1時間に20・・・」
俐:「 漣!!
聡:「・・・スンマヘン。えっと、場合によっては人間も消失するんだ。そし
   て、消失した人は2週間後に戻ってくる」
美:「それなら、別にいいんじゃ・・・?」
聡:「ところが、その人は、過去1年間の記憶を失っているんだよ。あと、
   物が消失した場合、それは二度と戻ってこない」
咲:「・・・えっ」
美:「それ、むちゃくちゃ怖いですよ」
優:「この学園に、そんな事件が起きていたなんて・・・」
俐:「仕事は、明日から始まる。とりあえずは私の指示に従ってくれればい
   い。今日はこれで解散だ。・・・と、その前に。過去の事件の資料を渡し
   ておく。参考までに、読んでおいてくれ。」
そういうと俐羽は3人に分厚い資料を手渡した。
俐:「まあ、お互いにがんばろう」
こうして、その日の生徒会は終了したのだった。
 優歌はなにげなく一つのコップに手を伸ばし、口へと持っていった。
 一口目には表情が変わりいつもの無表情から、ニッコリとした表情になり、二口目からは言葉が変わった。
優:「くっ、くふふ(ハート)これおいしいよ(ハート)みんなも飲む?」
 優歌が手にしたコップには“ファソタ”(炭酸)が入っていた。
咲:「あっはっはっはっはっは(爆。)」
美:「優歌ちゃんっておもしろーい!!(笑+泣)。」
と咲乃と美希が笑っていると、
俐:「・・・・・・そりゃ、おかしくもなるよ・・・・だってこれ、炭酸なん
      だ。」
 一瞬しんとなった。
4人:えっ?!
 4人の声がそろった。俐羽は大切なことをいい忘れていたのだ。
美:「さっくんは知ってたの?」
聡:「・・・いや、初耳…」
 と、しばらく4人はかたまっていた。すると優歌が
優:「でも・・・おいしいよ?」
俐:「そう。おいしいんだ。炭酸はだいぶ抜いてあるから大丈
             夫だと思うぞ」
 と、生徒会長が言うので、他3人も飲むことにした。
聡:「ぶっ!!
美:「マズッ!!!」
咲:「おえ゛~~っ!」
 3人は吐いた。とてもまずかったらしい。
 でも、みんなが一番不思議だったのは・・・・・
優:「生徒会長?さっきと口調変わってませんか・・・・・?」
 優歌が代表で言ってくれた。他3名もそれがすごく気になっていたのであった。
俐:「ん?あぁ…すまないな。私、<女言葉>というのに慣れなく
           て、苦手なんだ・・・」
 と、いうことで4名納得。
咲:「じゃ!行こっか!!」
美:「うんっっっ!なんかきんちョ~だなぁ」
優:「・・・。」
 そう言う3人は運動靴にはきかえ運動場の隅にある別館、『生徒会の館』へ向かった。
 ガチャッ、ギー
 扉を開けるともうりっちゃん先輩がいた。
俐:「あら?いらっしゃい。特別清掃はどうでした?」
美:「おじゃまします。清掃は…大変でしたよ!優歌ちゃんはボーっとして
   るし、咲乃はバケツをひっくりかえ…ウグ(怒)」
咲:「あぁぁぁぁぁ~それは言っちゃだめぇ~~!」
 そう言いながら咲乃が美希の口をおさえるので美希は少々怒り気味だ。
俐:「うふふ。ケンカはほどほどにね。まだ1名来てないからもう少し待っ
   ていて。ここに、腰掛けて。」
 そうニッコリ笑う俐羽さん、さすが学園のアイドルだ。優歌は思わずうっとりしてしまう。(顔には出さないが)そう談笑していると、残りの1名がやってきた。
聡:「会長すいません!そーじが長引いて‥‥。」
俐:「あら、いいのよ。では始めましょうか。こちらの部屋へ。」
 そう案内されてやってきた部屋・・・。綺麗に飾られた部屋の真ん中にはテーブルがあって、お菓子やジュースがのっていた。
俐:「ここはね、『初まり(はじまり)の部屋』と言われていて、新人を迎え
   入れるための部屋なのよ。」
咲&美:「へぇ~~~~。」
 俐羽は目で聡に合図をし、こう言った。
俐:「では・・・・。」
聡&俐:「ようこそ!リックス学園生徒会へ!」
 パン といつのまにか持っていた、俐羽先輩と聡さんのクラッカーが鳴り響いた。
俐:「さぁさぁ、食べて。さっきの話の続きでもしましょう。」
美:「イ・エィ~~イ!」
 美希はかなり興奮しているらしい。おもいっきり俐羽先輩にとびついた。それをみて咲乃と聡はゲラゲラ笑い出す。優歌も顔には出さないが、とても楽しいし、面白い。
―――― こうして私たちの生徒会生活第一日目が始まった。――――
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