小説や詩を載せるブログです。基本的にはリックス学園の小説ですが、それぞれが“100のお題”についても書いているので、お時間があれば覗いてみてください。 E.M.W.という企画もやっています。 雑談もあります。
| Admin | Write | Comment |
カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
プロフィール
HN:
Shafy Mile
年齢:
32
性別:
女性
誕生日:
1992/12/24
職業:
学生
趣味:
物書き
自己紹介:
私たちShafy Mileは5人組みの素人小説家(?)です!
ではそれぞれの自己紹介いきましょう~!!

飴夜(いよ):絵を描くことが大好きでよくみんなからは「黒い」といわれてしまうが、自分では純白だと思っている奴~★
担当:絵(のちのち載せていきますよぉ)

沙鞍(さくら):いつも踊ってる陽気な奴~☆
担当:絵(のちのち載せます)と恋文

魅世(みよ):頭が良くて、いつもおしとや~かな奴♪
担当:文章(感動系ほかいろいろ)
 
志李奈(しいな):沙鞍と一緒にいつも踊ってるぶりっこな二重(多重)人格な奴☆(小説は黒いけど)
担当:ストーリーの構成&詩

寿(ことぶき):頭が良いのか分からない、変態な奴。
担当:文と企画。
Newコメント
[03/09 志李奈]
[03/09 魅世]
[03/08 寿]
旅立ち
上が志李奈の日記。 下が寿の家族の劇団のHP。
学園S内検索
バーコード
来てくださった人達
アクセス解析
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 只今・・・・・何時かわかりません。腕時計なんて実際、腕なんかにつけないし、ふでばこの中に入れてるし(何故ってなんとなくだ)、そのふでばこからわざわざ取り出してまで知りたいわけじゃない。私が知りたいのは・・・。



 自分におかれている状況・・・?


「えーっと・・・。」

「・・・・・。」

 さっきから、和也は黙ってばかりで話そうともしない。本当のことをいうと、この和也の胸の中にいまだ閉じ込められている意味が分からない。そして、和也が発した、『好きだ』という言葉の意味も・・・。

『嘘だよね・・・。』

 そう言うはずだったのに、和也の顔が真剣すぎてその言葉さえ言えなかった。
 じゃあ、何て言えばいい?振ればいいの?告白なんて初めてされたから、振り方なんて分からないよ・・・。漫画の中の主人公は、どういう振り方をしていただろうか?焦って思い出せやしない。
 ていうか・・・そもそも何で・・・和也は私に告白したのだろうか?私が、靖和都のこと好きって知ってるはずなのに。
 それよりも!私は今まで和也を傷つけていたのだ。

「・・・・・ごめんね。」

「・・・・・。」

「今まで気付かなくてごめん。」

「別に・・・てか俺、言うはずじゃなかったのに・・・。」

「何それ。あ・・・あと、告白の返事は、やっぱ和也は友達だから

「無理なんだろ?分かってるよ。」

 ふぅ・・・と和也は溜息をついて、私を自分から離して言った。

「お前ら姉弟のことはお見通しなんだよ。」

「ははっ!すごい・・・・・・。」

 何でだろう?何で?分からないけど・・・

「何泣いてんだよ。」

「・・わかんないよ・・・。」

 鼻をすすって、『ズビッ』という音がでると、和也は噴出して言った。

「泣きたいのはどっちだと思ってんだよ。」

「あー・・・ごめん。」

「もーいいよ。帰ろーぜ。」

「うん。」

 それからずっと、黙って帰った。だけど、全然居辛い空気じゃなくて・・・。きっと、これは和也のお陰かなって思った。





「ただいま・・・。」

「あっ!靖和都!おかえり・・・って大丈夫?」

「何が?」

「何か疲れてるみたいだから。」

「そんなことないぜ。今日晩飯何?」

「ん?うどんだよ。」

「そっか。」

 やっぱ疲れてるみたい・・・。うどんって消化悪いんだよなぁ・・・。

「明日もジョグするの?」

「えっ!あ・・・まぁ。」

「体に気を付けなきゃいかんよ?」

「あぁ・・」

「紗佳乃ー?靖和都帰ってきたのー?」

 私の返事を待つ前に、お母さんが玄関までやってきて、靖和都を見て『おかえり』と言った。

「あら・・疲れ気味?」

「別に・・・。(こんだけでへばってどうすんだよ)」

「だよね?やっぱジョグやめなよ。」

「え?今日早く起きたのって新聞配達があるからでしょ?」

「なっ何で知って!?」

「松井さんの奥さんに聞いたのよ。びっくりしちゃった!」

 ・・・どういうこと?

「それってどういうこと?」

「・・・・・。」

「もしかして、今日の帰りもバイト?」

「違うよ。」

 靖和都は、手をごにょごにょしてから言ったので、嘘をついていると分かった。

「嘘吐くときの癖。やってるよ。」

「えっ!?」

「何で・・・バイトなんか?」

「お小遣い足りないなら言えばいいのにねぇ?」

「そうだよ。」

「自分で買わなきゃ意味ないものなんだよ。」

「?」

 『ピンポーン』

 いきなりベルが鳴ったので、びっくりした。

「はーい!」

 お母さんが声を張り上げて応え、ドアを開けると和也が立っていた。

「靖和都と紗佳乃。ちょっと。」

「あぁ・・。」

「うん。」

 さっきの靖和都の言葉の意味が気になって、もやもやしたまま外に出た。



 出てすぐ和也は、私に耳打ちした。

「この耳栓をして俯いとけ。今日のことを悪くおもってんならできるよな?」

「え・・・まぁ。それくらいなら。」





 そして、私の聴覚は失われた。






あとがき

長々すみません。
あと一回で終わるはず。
次は靖和都視点で書くんだけれども
最後が靖和都で終わるのもなんかなぁ・・・。と思うけれども
まぁいいではないかと言うことで。
PR

 只今、AM7:40。多分俺は、すごく嫌な顔をしていると思う。
 その理由はただ一つ。靖和都が嘘を吐いたからだ。まぁ、昨日の俺の発言の反応からして、この結果になることは分かっていた。だが、いざそれを目にすると、心が痛む。
 目の前では紗佳乃と靖和都が仲良さ気に歩いていた。
 俺の片思いは実ることは無い。俺だけが知ってる、l禁断の恋に入る隙間は無いのだ。でも、あいつらは血が繋がっている。だから、もしかしたら・・・。と思う自分がいるのには無理はない。

 そう、俺はこのときまだ、あいつらの本当の事実を知らなかったんだ。





 学校に着くと、仲のいい友達と話している紗佳乃を見つけた。昨日よりも断然元気で、それは俺のお陰ではなく、靖和都のお陰だろう。そう思うと悲しくなる。俺は紗佳乃に何かしてやることが出来ない。むしろ困らせてばかりだ。この感情を抱いていることでさえも、迷惑でしかない。

「かずやーー!!」

 声の聞こえるほうに顔を向けると、靖和都が立っていた。

「何だよ。」

 ちょっと、キレ気味の口調で言うと、靖和都は不安げな顔をして手招きした。

「帰りだけ紗佳乃と帰ってあげてくんないか?」

 靖和都は、『帰りだけ』を主張して言った。

「何で?」

「一人で帰らせると何かとな・・・。世の中物騒だし。」

「このシスコンが!」

「なっ!シスコンじゃねぇよ!・・・俺は・・・ただ。」

「分かってるよ。・・・それでいいのか?」

「あぁ。今はやらなきゃいけねぇことがあるから。」

「ふーん。じゃあな。」

「おうっ!ありがとな!」

 いや?お礼を言われることじゃないぜ?だって俺は死ぬほど嬉しいんだから。靖和都だって分かってるはずだ。なのに・・なんで?そんなに俺を信用しているとは思えない。

「なぁ。何でだ?」

「あ?何が。」

「何で俺に頼むんだよ。」

「特に理由は無い。ただ、何となくだよ。」

「・・・。」

 もっと意味が分からなくなったが、深く考えないことにした。
 チャイムの音が鳴り、みんなと一緒に席に着くと、隣の席の紗佳乃が俺をガン見してきた。

「何だよ?」

「別に。何かキモイ顔してるからさ。」

 それはニヤケ顔だ。

「ほっとけ。」

 多分、一日・・いや。夏休みまでずっとこの顔をしているかもしれない。





 今日の授業はやはり長く感じられた。2人きりの放課後が待ち遠しくて。何かすごくキモイ奴みたいだけど、恋って言うのはこういうものなのだ。
 授業後になった今、俺は勇気を振り絞って紗佳乃のほうを向いた。

「紗佳乃。」

「あぁ。一緒に帰るんだっけ?」

「え?知ってんのか?」

「だって靖和都に聞いたもん。」

「ははーん。靖和都の言うことは聞くってわけね。まぁいいや。行くぞ。」

「はいはい。」

 帰り道は特に変わったことは無くて、正直がっかりだった。途中までは。

 いつもボーっとしている紗佳乃は、たまに何も無いところでつまずく。今回もつまずいたのだが、もう片方の足が追いつかなくて転びそうになった。そこで、俺は救いの手を差し伸べて、紗佳乃を自分の胸の中にしまった。その、シチュエーションがあまりにロマンチック過ぎた。だからだ。あんな過ちをしてしまったのは。

「・・・・・。」

「・・・・・。」

「あ・・ごめん。」

 そう紗佳乃は言って、俺から離れようとした。が、俺はそれを阻止して言ってしまった。





「好きだ・・・。」





と。





あとがき

ノォーッ!こんなはずじゃなかった!
まぁいいさ。更新したんだから。
即興で考えた物語。
ちょーグダグダ。
こんな文でも読んでくださったかた。
ありがとうございます。
次どんなのにしよーかな?

8月17日 晴れ

魅世さん大ピンチです。
読書感想文書いてません。

期限は明日までなのに、まさかの「まっしろ」状態です。
そもそも本を読んでいません。なんということでしょう。

でも大丈夫。安心してください。
読書感想文だからといって、本を読む必要はないのです。

「あとがき呼んで書きゃいいじゃん」

という悪魔の声が耳元で・・・・・・

いや違う違う。魅世さんクラスでは優等生なのでそんな悪いことはしません。
そう、魅世さんの秘策は・・・

「架空の物語で書きゃいいじゃん」

なのです!!
いいアイデアでしょう?・・・えっ?そっちの方がもっと悪い?
・・・・・・。
いや、当初の予定では

「自分で物語を作って書きゃいいじゃん」

だったんですけどね・・・。もうそんな時間無いんでね。

こっちも必死なんですよ。

優斗:「ゆか、起きろ、ゆか。おい、いつまで寝るつもりだ?」
 清澄な川のせせらぎと、うららかな陽射し。草木の繁茂する河岸に5人は倒れて
いた。そして、その内の一人である優歌を、1匹の黒猫が踏みつけている。 
優麻:「ゆとにぃ…ここ、どこ……?」
 その黒猫に、白猫が縋っている。相当不安なことが明瞭だ。
優歌:「ぅん……」
 優歌を筆頭に、のこりの4人も、次々と起きた。全員上手く状況を読み込めていな
いようだ。
美:「う~ん、空気が美味しくていい所」
 その一言で、場の空気が和らいだ。
聡:「そうだな。とりあえず、近くに町はなさそうだし、今日の晩だけでも野宿する準備
   しようぜ」
俐:「確かにな。先刻、飲料水になるか川の水を飲んでみたが、味から考えて硬水。
   ここは日本ではないだろう」
 少し、緊張が走る。だが、聡の采配で、持ち物のチェックに入ることとなった。各自
の持ち物を出し、全て口に出すというものらしい。
俐:「私は…パーソナルコンピュータ、筆記用具にシステム手帳、櫛、鏡、鞄、ハンカ
   チーフ、ちり紙、着替えだ」
咲:「着替え?」
俐:「美術部だからな」
美:「私は、パソコン、ゴム、櫛、ハンカチ、今時古臭い家の鍵と自転車の鍵だよ」
聡:「お、俺も鍵なんだけど…?」
 少し間が空く。咲乃は荷物が多いようだ。
咲:「わたしは、トランペット系、パソコンに、マンガ二冊、写真、ハンカチ、お守りと、く
   し、リップに、筋トレするから体操服、あとこの袋」
聡:「その袋の中は何?」
咲:「えっ…!こ、この中は……男の子には見せられないものなの!!」
 そう言うと、急いで鞄の中に乱暴に入れる。聡は他の女子からの視線が痛かったので、優歌に振った。優歌は2匹を隠しながら言った。
優歌:「私は、本とパソコンと鞄と、ハンカチだけ」
聡:「んで、俺は、ランニングウエア、タオル、パソコン……家の鍵、あと、水筒に、懐
   中電灯、カンパン、お菓子色々といろんな動物のメシ」
 あの鞄から出たとは想像できない量の菓子類が出てきた。道端で遭遇しうる動物の餌も出てきた。飼えないのが相当悔しいらしい。 
 その時、俐羽が立ち上がった。
俐:「なっとらん!!生徒会会員ともあろうものがマンガや菓子ましてやペットの飯だ
   とぉ!お前んな物くってんのか!?」
聡:「いや、オレが食べるんじゃなくて、コロ(犬)が…」
俐:「家帰ってからやれ」
美:「まあまあ、おかしは今は大切な食料だし、マンガは燃やせばあったかいよ?今
   けっこう寒いから夜冷え込むと思うし」
俐:「それもそうだな。うん、マンガは燃やそう。菓子はくうぞ」
咲:「え!?いつのまにか私のマンガが燃料にされるよ!?いや~~~~!!」
 叫んでる咲乃を無視して俐羽は続けた。
俐:「とりあえず2、3日はこれで足りるな。水はきれいだから飲める。一ヶ月は生き
   ていけるな」
咲:「み…水だけで一ヶ月ぅ~!?か…過酷なダイエットだね…」
美:「俐羽さん、あそこに森があるから果物あるんじゃない?」
咲:「よかったぁ~。でもしばらくは肉食べれないね」
俐:「うん。そうだな、ではさっそく明日行って見よう」
美&咲:「Let's go!!」
聡:「あのぉ…」
 女子の話に入れなかった聡がやっと話し始めた。

お久しぶりなのです。
こんにちわ。こんばんわ。おはようございます。なのです。
しぃサマは寮生になったのです。パソコンは使えないのです。
そして、あいさつのし過ぎで朝昼晩がごっちゃなのです。
大変なのです。

ふぅ。あと4時間後ぐらいに集合なのです。ノシ
≪ Back   Next ≫

[12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22]
忍者ブログ [PR]
material by:=ポカポカ色=