あはははは。 びっくりした。一日来てないだけなのにみんなずいぶんと書いてるねぇ。誰かさんはオタクの本性丸出ししてるし。「魔法少女リリカルなのは」って・・・、知らねー。で、調べてみたんだけど・・・。「魔法少女/リリカル/なのは」なんだね。区切るところ。「リリカルなのは、だぁれ♪」って感じかと思ってた。「なのは」って名前だんたんか。・・・何だか自分がオタクであるような錯覚を覚えたんですぐにページを閉じました。あなた、やばいわよ、寿。偏見とかそういう問題どころじゃなくってよ。
あと、みんな知ってるよね。視力検査は明後日だよ。確か。まあ、せいぜい頑張りやしょう~!
↓文章めちゃくちゃですね・・・。ゴメンナサイ。。。
2.
「大丈夫ですか?」
はっとして顔を上げると、そこには、二十四、五歳くらいの男の人が立っていた。胸には「高見」と書かれたバッジがついていた。どうやら、図書館の職員の人らしい。
「あっ、す、すいません。大丈夫です」
私は急いで立ち上がり、公園を出ようとした。
しかし、その人が私の腕をつかんだので、私は立ち止まった。
「顔色が悪いですよ。何かあったんですか」
いいえ、何でもありません。そう言おうと思ったけれど、声が出なかった。息がつまり、のどの奥が苦しくなる。鼻の奥がつーんとする。
ぽたり、と大きな涙の粒が一つ落ちた。すると、どんどん涙があふれてきた。
胸の奥が痛くなり、息をするのが苦しくなる。また、発作が始まりそうだった。
「ちょっと、待っててね」
子供に話しかけるように言うと、彼は自動販売機に小銭を入れた。
ゴトン、と音がして、彼は自動販売機からホットコーヒーを取り出すと、それを私に差し出した。
いいんですか?私は涙をぬぐいながら、目でたずねた。すると、彼はにっこりと笑った。
私は缶を開け、そのホットコーヒーを一口飲んだ。甘い味が、口の中に広がる。そしてそれ以上に、その暖かさが、私の体にしみていった。
私はそれを、一気に飲み干した。いつの間にか、胸の奥の苦しさは消えていた。
ふう、と私は白い息を吐いた。
「友人関係?」
高見さんは私を覗き込んで言った。私は首を横に振り、言った。
「いえ。親の離婚問題です」
「なるほどねえ」
高見さんは私の隣に座ると、空を見上げた。
「私が悪かったんです、多分。こんな子供だから」
私はうつむいて言った。
「そうかな。君はそれだけ悩んでいるんだから、もう悪くないんじゃない?」
「そういう問題なんですか・・・!?」
「家族なんだから、もっとぶつかり合うべきじゃないのかな。家族の間には、遠慮っていう言葉はあってはいけないと思う」
「別に、遠慮なんかしてません」
「いや、してるね。君、お母さんに向かって、黙れ、クソババアって言えるか?お父さんに、やろう、ぶっ殺してやるって」
「・・・言えるわけないじゃないですか」
私は笑いながら答えた。しかし、高見さんは真剣だった。
「ほら、やっぱりだめじゃないか。反抗期なんだからもっと反抗しろよ」
「・・・そうですかねえ。もう十分反抗してると思うんですが」
「いや、まだまだだね。このままじゃ君も家族もだめになるよ」
「もう、とっくになってます」
「だから・・・、このままでいいのっていうこと。崩れたまま終わっちゃって本当にいいのか?」
「・・・」
「いいか?今日、帰ったら怒鳴ってみろよ。てめえらいっぺん死んじまえって。俺、本気でそう思うよ。そいつら、死んだほうがいいと思うよ」
「・・・確かに」
「だろ?いいか、絶対言えよ。分かったな」
どうして赤の他人とこんなことを約束させられなければいけないのか。少しむっとしたけれど、こんなにびしっとアドバイスをしてくれる人は初めて見た。何だか気持ちが爽やかになった。
私はコーヒーの缶をゴミ箱に投げ入れ、言った。
「いろいろありがとうございました。明日の同じ時間、きっとここに来ます。私はもう大丈夫ですから、心配しないで待っててください」
「分かった。健闘を祈る」
高見さんはそう言うと、図書館に戻っていった。
健闘を祈るのは簡単だけど、実際に戦うのは大変なんですよ。私は心の中で言った。
そして、ゆっくり深呼吸をしてから、公園を出た。
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