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タイトルはあれだけど、ないようは幸福の延長線
千香の幼少時代のお話。たぶん二行ぐらいで終わる。(さみし~)
「うぇ~~~ん。うぇ~~~ん」
東京の真ん中あたりの住宅街。申し訳程度の小さな公園のブランコの上、小さな女の子が一人泣きじゃくっていた。
「うぇ~~~ん。なんで千香、千香悪い子としてないのにみんな撲つの?うぇ~~~ん痛いよう。」
じゃり。じゃり。
そんな彼女に1人後ろから声を掛けた。
「千香、泣かないで。僕が居るから大丈夫。」
そう言いながら頭をなでてて
「大丈夫、大丈夫。」
そう言いながら彼女を抱きしめた。
「うぇっく、つ・・・綱善っ・・・にい・・・・兄ちゃん。あっ・・・ありっ・・・ありがとう。っもう大丈夫。」
「そう。よかった。」
それは、千香たちがまだ小学校に通う小さな子供の時の話。
以上!