咲:「うわぁー。極厚だよぉー!この資料。」
美:「そうだね~。」
優:「もうよんだ。」
咲&美:「はやっっ!!」
聡:「じゃあ、だいたいのことは納得してくれた?」
咲:「あっいたんだ漣くん。」
美:「ひどっ!」
聡:「いたよ・・・。ずっと。あっ!漣くんじゃなくて、さっくんとかでいいよ。」
優:「・・・わかった。さっくん。」
咲:「・・・『ずっと』ってストーカーみたいじゃん!」
聡:(ドキッッッ)「そそそ、そんなことあああるわけねーだろ!」
美:「動よう気味だね」
優:「うん。」
咲:「でもさとブーはそんなタイプじゃなさそー。」
聡:「さっ、さとブー!?」
咲:「じょうだん!ジョークだよ!でも、さっくんよりさとしのほうが、よ
びやすい。」
美:「んー。確かに」
優:「私はさっくん」
美:「どうしよー。でも私もさっくんで。」
咲:「
えっ!みんなさっくん!?んー!やっぱり私はさとしでよろしくぅ
ー。愛称ユッキーだけど、みんな咲乃って呼んでOKだぜ!!」
聡:(ホッ。バレずにすんだ。)
4人がげたばこについたころはもう6:00になっていた。
美希と咲乃は自転車おき場へ、優歌と聡は校門へと向かっていった。そのころ俐羽は、例の先生と秘密の会話をしていた。
誰もまだなにもしらない。これから5人の身におこることを。そして、それが、5人に深く関係することを。
PR