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こんにちわー。もう冬休みなんだねぇ、わたしたち。
何か寂しいなー。月曜日からまた学校があってほしいよぉー!!
ま、このブログでどんどん話しましょうや。
・・・んじゃ早速いきまっせー。
って、何を書けばいいのやら。
とりあえず・・・宿題どこまで進んだ?
(どーでもいい質問だな・・・)
ま、気が向いたら教えてください。
(教えてもらっても私の宿題は進まないけど)
じゃあ、そういうことで。
どこまでも続くような広い野原。真っ白な雪に覆われた地面。
きりりと引き締まるような寒さを頬に感じる。
私は目を瞑り、その場に仰向けに倒れた。
凍る、という二文字が、目の奥に浮かんでくる。
孤独は怖い。誰も自分を理解してくれないのは恐ろしい。
心がばらばらに砕け散ってしまいそうなほど。
そのたびに、心を凍らせてきた。
誰も割ることができないほど硬く、そして、冷たく。
私がここまでしているのに、誰も助けてくれない。
そう、みんな、自分のことで精一杯なんだ。
体中が雪に埋もれていく。手足の先がしびれてくる。
灰色の空に向かって息を吐いてみる。
空が白くなり、すぐに元に戻った。
私は、ここにいる。確かに、ここにいる。
そう、この息は、私の息。
私の存在を示す息。
“ここにいるよ”
私の声が、雪の中に吸い込まれてゆく。
“わたしは、ここにいるよ”
体の震えを押さえ、私は何度も、声を発する。
“ここに、いるから”
体が冷えていくのとは逆に、心はあったかくなってくる。
涙が、頬を伝って地面に落ちた。
ぽたりぽたりと、涙が落ちる。
凍ったものは、時が経てば、必ず解ける。
必ず、解ける。
↑ねえ、ちょっと感動系にしてみた(?)よ!ハッハッハ!
前のs.sよりは気に入ってますが・・・どうでしょうか?
よろしければコメントをお願いしますね、ハイ。
美希はゆっくりと教室の扉を開けた。優歌がたった一人席に座って本を読んでいた。美希は明るくいった。
美:「おはよう、優歌ちゃん」
歌:「・・・・おはよう」
彼女は静かに言うとまた本の世界に戻っていった。
美希は優歌が何となく好きだった。無口でおとなしい優歌といっしょだと、何となく落ち着いた。
優歌も、必要以上に話かけてくる人よりは、いつものんびりでぼーっとしている美希のほうがよっぽどよかった。
しばらくの沈黙ののち、咲乃が入ってきた。
咲:「春ちゃん、優歌、おはよう!」
美:「おはよう!」
歌:「おはよう」
咲乃は美希のとなりに座り、かばんをおろしながら話かけた。
咲:「今日ね・・・、ブタに食われる夢を見たんだ」
美:「・・・・ブタ!?」
優歌も一瞬本からめを離した。
美:「ブタってもしかしてユッキーんちのたっくん?」
咲:「そうそう。怖かったよ~。春ちゃんや優歌はどんな夢見た?」
美:「・・・・う~ん、忘れた。」
彼女は笑いながら言った。優歌は顔を上げ、質問には答えずに聞いた。
歌:「たつや、元気なの?」
咲:「え・・・?元気だけど・・・・?あ、でも、おとといまでかぜをひいて一日中寝てたよ。」
優歌は何かを小さな声でつぶやいた。二人には何と言ったか聞き取れなかった。彼女は本をとじ、立ち上がって教室を出て行った。
咲:「あれ~。優歌はたつやのこと知らないはずなんだけどなぁ~」
美:「優歌ちゃんって、なにか不思議だよね」
そのとき、チャイムが鳴った。いつのまにか教室にはたくさんのクラスメートがいた。
美:「さっきまで三人だけだったよね・・・・?」
咲:「こういうこと、前にもあったんだよね。優歌とは去年も同じクラスだったんだけど、なぜか優歌がいると周りの音があんまりきこえないんだよね。優歌は“沈黙”って感じなの。」
美:「へぇ~。ユッキーはは優歌ちゃんと仲いいの?」
咲:「いいっていうか・・・、まぁね。ってかやばくない?集会だよ?」
美:「本当だ!やばいっ!」
二人は慌てて教室を飛び出した。