小説や詩を載せるブログです。基本的にはリックス学園の小説ですが、それぞれが“100のお題”についても書いているので、お時間があれば覗いてみてください。 E.M.W.という企画もやっています。 雑談もあります。
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プロフィール
HN:
Shafy Mile
年齢:
32
性別:
女性
誕生日:
1992/12/24
職業:
学生
趣味:
物書き
自己紹介:
私たちShafy Mileは5人組みの素人小説家(?)です!
ではそれぞれの自己紹介いきましょう~!!

飴夜(いよ):絵を描くことが大好きでよくみんなからは「黒い」といわれてしまうが、自分では純白だと思っている奴~★
担当:絵(のちのち載せていきますよぉ)

沙鞍(さくら):いつも踊ってる陽気な奴~☆
担当:絵(のちのち載せます)と恋文

魅世(みよ):頭が良くて、いつもおしとや~かな奴♪
担当:文章(感動系ほかいろいろ)
 
志李奈(しいな):沙鞍と一緒にいつも踊ってるぶりっこな二重(多重)人格な奴☆(小説は黒いけど)
担当:ストーリーの構成&詩

寿(ことぶき):頭が良いのか分からない、変態な奴。
担当:文と企画。
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美希はゆっくりと教室の扉を開けた。優歌がたった一人席に座って本を読んでいた。美希は明るくいった。

美:「おはよう、優歌ちゃん」

歌:「・・・・おはよう」

彼女は静かに言うとまた本の世界に戻っていった。

美希は優歌が何となく好きだった。無口でおとなしい優歌といっしょだと、何となく落ち着いた。

優歌も、必要以上に話かけてくる人よりは、いつものんびりでぼーっとしている美希のほうがよっぽどよかった。

しばらくの沈黙ののち、咲乃が入ってきた。

咲:「春ちゃん、優歌、おはよう!」

美:「おはよう!」

歌:「おはよう」

咲乃は美希のとなりに座り、かばんをおろしながら話かけた。

咲:「今日ね・・・、ブタに食われる夢を見たんだ」

美:「・・・・ブタ!?」

優歌も一瞬本からめを離した。

美:「ブタってもしかしてユッキーんちのたっくん?」

咲:「そうそう。怖かったよ~。春ちゃんや優歌はどんな夢見た?」

美:「・・・・う~ん、忘れた。」

彼女は笑いながら言った。優歌は顔を上げ、質問には答えずに聞いた。

歌:「たつや、元気なの?」

咲:「え・・・?元気だけど・・・・?あ、でも、おとといまでかぜをひいて一日中寝てたよ。」

優歌は何かを小さな声でつぶやいた。二人には何と言ったか聞き取れなかった。彼女は本をとじ、立ち上がって教室を出て行った。

咲:「あれ~。優歌はたつやのこと知らないはずなんだけどなぁ~」

美:「優歌ちゃんって、なにか不思議だよね」

そのとき、チャイムが鳴った。いつのまにか教室にはたくさんのクラスメートがいた。

美:「さっきまで三人だけだったよね・・・・?」

咲:「こういうこと、前にもあったんだよね。優歌とは去年も同じクラスだったんだけど、なぜか優歌がいると周りの音があんまりきこえないんだよね。優歌は“沈黙”って感じなの。」

美:「へぇ~。ユッキーはは優歌ちゃんと仲いいの?」

咲:「いいっていうか・・・、まぁね。ってかやばくない?集会だよ?」

美:「本当だ!やばいっ!」

二人は慌てて教室を飛び出した。

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