小説や詩を載せるブログです。基本的にはリックス学園の小説ですが、それぞれが“100のお題”についても書いているので、お時間があれば覗いてみてください。 E.M.W.という企画もやっています。 雑談もあります。
| Admin | Write | Comment |
カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
プロフィール
HN:
Shafy Mile
年齢:
32
性別:
女性
誕生日:
1992/12/24
職業:
学生
趣味:
物書き
自己紹介:
私たちShafy Mileは5人組みの素人小説家(?)です!
ではそれぞれの自己紹介いきましょう~!!

飴夜(いよ):絵を描くことが大好きでよくみんなからは「黒い」といわれてしまうが、自分では純白だと思っている奴~★
担当:絵(のちのち載せていきますよぉ)

沙鞍(さくら):いつも踊ってる陽気な奴~☆
担当:絵(のちのち載せます)と恋文

魅世(みよ):頭が良くて、いつもおしとや~かな奴♪
担当:文章(感動系ほかいろいろ)
 
志李奈(しいな):沙鞍と一緒にいつも踊ってるぶりっこな二重(多重)人格な奴☆(小説は黒いけど)
担当:ストーリーの構成&詩

寿(ことぶき):頭が良いのか分からない、変態な奴。
担当:文と企画。
Newコメント
[03/09 志李奈]
[03/09 魅世]
[03/08 寿]
旅立ち
上が志李奈の日記。 下が寿の家族の劇団のHP。
学園S内検索
バーコード
来てくださった人達
アクセス解析
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 明くる日の放課後。生徒会会員は、“初まりの部屋”に集っていた。
咲&美:「え~~~~~~~~~~~~~!?」
俐:「・・・・・うるさいぞ。もう少し落ち着いて聞いてくれ。」
 窓硝子が震える程の大声に、俐羽は眉根を寄せた。それというもの、今朝方に1年生の子が一人消失したという事項を、報告しただけだった。もっとも、俐羽にすれば、だが。
 聡が人にだすものに疎いため、また出された炭酸に泥酔している優歌を除いて、話はすすんでいった。
俐:「ともかく、前に渡した資料にあったように、この事件は連続で、しかも学園内な
     ら無差別に行われる。防ぐための原因究明を急いでいる。だから、諸君には、自
     己の防衛を優先しつつ、最大限の努力を期待している。」
美&咲:「はいっっ!!!」
 咲乃が敬礼の真似をしているのをみてとると、俐羽は口の端を緩めた。
 床に何かが落ちた音がすると、そこに、俐羽が呆れたように視線を送る。視線の意図に気付き、聡は、床に卒倒している優歌をソファに寝かせた。
聡:「もうそろそろ解散なんだけど、今日は集団で下校しようと思うんだ。良いか?会
  長。」
俐:「ああ。それでは、少々待っていてくれ。」
 椅子を離れて奥へ入っていく。変哲も無い行動にすら感じられる、その流麗さに、またしても美希たちは呆けることとなった。
聡:「相沢さん、みんな帰るんだと。早く起きないとおいていかれるよ。」
 みかねた咲乃が優歌を揺すった。酔いは醒めたらしく、咲乃の手を肩から除くと、本を取り出した。まだ心配な咲乃は優歌を眺めるようにして見ている。
優:「心配無用。」
 とだけつぶやいてそれっきり、本に視線を落としたままだった。時計の長針が30°ほど動いたところで、俐羽が戻ってきた。
俐:「待たせたな。帰るぞ。」
 ごく自然に鞄を置いていくので、慌てて聡が運ぶ。ついでとばかりに、後輩3人のものも担ぐ。
優&美&咲:「ありがとうございます。」
 三重の黄色い声に照れつつ、手を振って応対した。
PR
この記事にコメントする
NAME:
TITLE:
MAIL:
URL:
COMMENT:
PASS: Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする
≪ Back  │HOME│  Next ≫

[166] [165] [164] [163] [162] [156] [161] [160] [159] [158] [157]
忍者ブログ [PR]
material by:=ポカポカ色=